ちア修生-3:ちからじまん/アルコン/修行僧/生命領域

変愚蛮怒日記 - Ver 2.1.4 - 七代目

■Vault

鉄獄35階
- 恐ろしい死の幻が目に浮かび、気絶しそうになった! -

トロルのピットがある。アルコンはトロルの王に瀕死にさせられつつピットを片付けた。しかし雰囲気の変化はない。他に何かがある。

アルコンはアーティファクトの盾を手にした。大幅にACが上がる。手に持って使う装備だが、武器とは違い、盾は格闘術の邪魔とはならないようだ。若干攻撃力が下がるが、それ以外のデメリットはなさそうだった。
★金髪のケレゴルムの革製ラージ・シールド [6,+20] {r酸電火冷閃暗乱}

フロアの探索を続けるアルコンが見つけたのは、Vaultだった。雰囲気の原因はこれだ。
Vaultの中では大天使と修験者が周囲のモンスターと戦い始めていた。それに反応した運命の魔女が次々とデーモンを召喚している。
アルコンはしばらく見守ることにした。モンスター同士が戦っていることで予測していないことが起きるのが恐ろしかったし、同士討ちして数が減れば動きやすくなるかもしれない。
モンスター同士の戦いでは、回復能力のある大天使と修験者が継戦能力があり、生き延びそうだった。

モンスター同士の召喚合戦が落ち着いた頃、アルコンはVaultに突入した。加速し、召喚魔法を持っているモンスターを最優先で叩く。召喚されたモンスターはひとまず無視する。召喚持ちのモンスターを呼ばれてそれぞれがまた召喚する、というねずみ算になるのは何としても避けねばならなかった。
アルコンはLV 30になり、体力回復を覚えていた。一気にHP 300回復するこの魔法があれば、かなり耐えることができる。召喚されたモンスターに殴られながらもアルコンは近くの召喚主を片付けた。

奥へ進んだアルコンは、Vaultの制覇失敗を悟った。Vaultの奥では陰気なレプラコーンが増殖していた。
一体だけなら戦闘能力は皆無に等しいモンスターだ。だがそれは、アイテムを拾い、盗み、テレポートで逃げる。そして爆発的に増殖する。それらがVaultの外にテレポートし、そこかしこで増殖し始めていた。
一体ずつしか倒せない修行僧にはそれらすべてを倒すことは困難だ。四冊目の魔法書、聖杯の加護があれば不毛化の魔法で増殖を防ぐことができるが、持っていない。
Vault中のアイテムを取られたあげく、身ぐるみ剥がされることは必至だった。
手元には、対増殖モンスター用のボール系魔法棒がいくつかある。だが、数回ずつしか使えないそれでは、すでに大増殖しているレプラコーンの群れに対抗できそうもなかった。

アルコンのテレパシーが古代レッドドラゴンを感知した。それは少しずつ近づいてきていた。手元には先ほど拾った懐柔の魔法棒がある。これで古代レッドドラゴンをペットにできればブレスの範囲攻撃でなぎ払える。そうすれば、すべての陰気なレプラコーンを排除できるかもしれない。

古代レッドドラゴン自体は火の二重耐性を張れるアルコンの敵ではない。着実に体力ゲージを削る。失敗するわけにはいかない。慎重に少しずつダメージを与える。よし、次のターンで懐柔できるはずだ。つぎの瞬間、陰気なレプラコーンが懐柔の魔法棒を盗んで逃げた。
計られたかのようなあまりの出来事に、アルコンはしばし呆然と佇んでいた。
目の前の古代レッドドラゴンを殴り殺し、アルコンは街へと帰還した。

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