【ネッシーの正体】タリモンストラムグレガリウムはUMAじゃなかった

■タリモンストラムグレガリウムはUMAじゃなかった

●3億年前の謎の生物「タリー・モンスター」、ついに正体判明 ≪ WIRED.jp

1958年にイリノイ州でこの小さな生物(全長わずか10cm)の化石を発見したのはフランシス・タリーという人物で、そこから「トゥリモンストゥルム(Tullimonstrum)」という学名が付けられた。「タリーのモンスター」という意味だ。


●謎の古代生物タリーモンスターの正体がついに判明 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

学名の Tullimonstrum gregarium から「トゥリモンストゥルム」と呼ばれることもあり、長らく軟体動物だと思われていたが、実は脊椎動物だったことが3月16日付の科学誌「ネイチャー」で発表された。


「Tullimonstrum gregarium」を日本語でどう読むかは難しい。どれが正しいかはさておき、筆者が初めて知った時のそれは「タリモンストラムグレガリウム」という表記だった。


30年近く前の日本は確かにオカルトブームだった。当時、小学校低学年だった筆者はもろにその洗礼を浴びた。
UFOや心霊もの、ノストラダムスにこっくりさん。ありとあらゆる怪しい話があふれ、毎週のようにテレビで特番が流され、夏休みともなると毎日のように心霊コーナーが放送されていた。
中でも、特に心躍らされたのがUMAだった。


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ネッシーの想像図:Amazonより

ネッシーや雪男イエティ、ツチノコやヒバゴン、モケーレ・ムベンベなど。訳のわからない名前と不思議な想像図が添えられたそれらの本を夢中になって読んでいた。

水木しげるの妖怪ほどファンタジーではなく、UFOや宇宙人ほど荒唐無稽でもない。幽霊のように特別な霊感を持った人しか視えないというものでもない。
もしかすると、自分でもそういうものを目にする時があるのかもしれない。そんな期待を込めて、原っぱや雑木林へ冒険へ出たこともあった。

今のようにネットのない時代のこと。真偽を確かめるすべはなく、遠い未開の地には、もしかしたらこういうこともあるのではないか。そう思わせられるリアリティにあふれていた。
子供の目からすれば、ジャングルの珍しい動物もUMAも似たようなものだったのだ。

それらを紹介していたのが飛鳥昭雄だ。そして、彼が熱く語っていたネッシーの正体こそ、冒頭のタリモンストラムグレガリウムなのである。

30年の時を経て、“ネッシー”の正体は判明した。感無量だ。



この手のものは本気で読むからこそおもしろい。こうしたものを楽しめる心の遊びは持ち合わせていたい。

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